エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?
傲慢と強欲がエンロンを滅ぼした。
エンロン崩壊の原因を、関与者へのインタビューや経営陣に対する調査委員会の取調べの様子から描き出していくドキュメンタリー。
2000年度年間売上高1,110億ドル(全米第7位)、2001年の社員数21,000名という、全米でも有数の大企業であった(wikipedia)というエンロンだが、不正経理疑惑を発端に2ヶ月足らずで破綻した。
電力自由化、カリフォルニア電力危機、ITバブルなどに踊り、巨額の利益を得ていたが、実業は大赤字で、時価主義会計と関連団体への負債の付け替えを繰り替えして作り上げたのは「砂の城」。架空の優良企業でありつづけることで株価を押し上げていたに過ぎなかった。
破綻に先駆けて、幹部たちは絶頂にあった自社株を売り抜けていた。
右肩上がりに急成長してきた企業が破綻へ向かう時、急成長を支えた幹部たちは身内だけを守る選択をした。
勝ちつづけてきた者ほど負け始めると脆い。

