呪怨

日本伝統の恐怖という文脈で考えると、仏教的な妖怪とかそういう概念をさらに遡って、祖先霊的なものとかまでいかないと描けないのだろうか。
そういう意味では、本当の意味での「ジャパンホラー」という概念なんて無くて、ホラーという枠組みで構成する以上、あくまでジャパン版キリスト教的・ホラーしかなくて、日本の伝統的な恐怖伝承文化は継承されずに欠如してるんじゃないかとか、あまり本編と関係ないことを考えたりした。

映画は面白かった。
とりあえず笑った。

最初の10分で俺が考える恐怖は撮れた。あとはまあサービスだから怖がりたい奴は勝手に怖がっとけ、笑いたい奴は笑っとけ、みたいな。

眼球と刃物ではじまる辺りに、清水崇監督と脚本高橋洋の青臭い映画人としてのこだわりを見た。